狐The Fox Boy

2012年の物語 『狐』 の作者である新美南吉は、『手袋を買いに』や『ごん狐』など狐にまつわる物語で有名な作家ですが、人の優しさや愛情を素朴なエピソードでこまやかに描いた作品を多く残しています。
大人になって忘れてしまった「あの頃」の気持ち。子供たちの心の動きのおもしろさ。そして親から子に注がれる無償の愛の尊さをこの物語を通じて国内外の皆様に感じ取って頂けましたら幸いです。


「狐」より
絵本情報
- 絵本タイトル
- 狐
- 発行年
- 2012年1月1日
- 作者
- 新美南吉
- 絵
- 松田 けんじ
- 監修・デザイン・題字
- 前田 茂樹
- DTP
- 窪田 芙美
- 編集
- イデア絵本委員会
- サイズ
- H278×W220(mm)
- 言語
- 日本語、英語、中国語(簡体字)、ドイツ語
- 発行
- 株式会社 イデア・インスティテュート
イラストレーター紹介


1940 年、北鎌倉に生まれ、戦争のため5歳のとき山形県・新庄市に疎開し、高校卒業までを過ごす。
子供のころの体験を 「原風景」 とし、絵を描いている。
著書に、「祭のこころ」、「揺籠のうた」、「一期一會」、「祭りだ『わっしょい!』」、「どんぐりと山猫」、「狼森と笊森、盗森」、「耳なし芳一」、「竹取物語」、「うらしま太郎」などがある。